悪質な旅行オンラン予約による被害削減を支援する「Reservation Eye」提供(TIS)

2021年11月8日18:19

TISは、オンライン予約に関する性質をスコアリングし、悪質な予約による被害削減を支援するサービス「Reservation Eye」を2022年1月より国内のオンライン旅行予約サービスに提供すると発表した。

「Reservation Eye」は、オンライン予約情報に対するNo Show(予約したにも関わらず事前のキャンセルなく現れない予約客)リスクをスコアで提供するサービスとなる。オンライン旅行予約サービスの予約サイトにて利用者が予約確定を行うと「Reservation Eye」に情報が連携される。「Reservation Eye」は連携された予約情報を約200個の要素に分解したうえでNo Show発生リスクを算出し、宿泊施設にスコアとして開示する。No Show防止対策として、すべての予約に対して意思確認の事前連絡を実施している宿泊施設は、同サービスを利用することでNo Showリスクの高い予約だけを抽出することができるため、人的コスト削減や生産性の向上、被害の軽減が期待できるという。

「Reservation Eye」サービス概要(TIS)

2020年9月~12月に国内のオンライン旅行予約サービスに実施したPoCでは、「Reservation Eye」から提供されるスコアをもとにNo Show発生リスクの高い3%の予約に対し、架電対策を実施した結果、そのうち39.6%が後にキャンセルを行ったため、被害金額軽減が期待できることが分かったそうだ。同サービスで提供するスコア情報はオンライン旅行予約サービスを経由して宿泊施設に提供していく。

同サービスは、旅行業界以外にも美容、飲食、テイクアウトなどオンラインで予約システムを展開している他業種でも有効なサービスだと考えており、今後は旅行業界以外にもサービスを展開していく予定だという。

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ペイメントナビ編集部

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