2022年3月2日8:30

クレジットカードの歴史は不正利用との戦いであると言われている。国内では、「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」、その後継文書となる「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が割賦販売法で義務付けられているカード番号等の適切管理及び不正利用防止措置の実務上の指針として位置付けられている。その取り組みにより、クレジットカードのIC化や加盟店のICクレジットカード対応では成果があがった。しかし、クレジットカードの不正は後を絶たない状況だ。現在はカード不正のターゲットは、クレジットカード以外も含め、ペイメント業界全体に及んでいる。

日本でも個人へのフィッシングメールが送られるなど、不正の手法も多様化・巧妙化している。特に番号盗用被害額の被害は増えており、喫緊の対策が求められる。国内のクレジットカードの不正をみても「情報漏洩」と「不正注文」が顕在化しており、加盟店や決済会社の経営に直結するケースもある。

今回は、「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2022」、冊子「ペイメントビジネス・セキュリティ対策の仕組み」から、不正対策の動向を紹介している。

本フォーカスにより、国内のペイメントセキュリティ対策のさらなる強化につながれば幸いである。

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