2022年4月25日16:55
東急と東急ストアは、TOKYU POINT機能付きの各種カードを、LINEのアプリから表示し、東急ストアが展開するスーパーマーケット「東急ストア」「プレッセ」全90店で、ポイントが貯まる・使える「TOKYU POINT CARD on LINE」を、2022年5月10日から開始すると発表した。
同サービスは、スマートフォン上でTOKYU POINT機能付きの各種カードを表示できるだけではなく、鉄道業界系のグループ共通ポイントでは初めて、楽天IDとの連携が可能となる。楽天IDを連携すると、楽天ペイメントが運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の機能も利用できる。これまで東急ストアで東急・楽天の両方のポイントを貯めるには2枚のポイントカードを提示する必要があったが、同サービスを利用することで、日本のスーパーマーケットにおいては初めて、1回の画面提示で両方のポイントが貯まるようになる。これにより、レジでのポイントカードの処理時間が従来より短縮され、よりスムーズで快適な購買体験を提供するそうだ。
なお、東急と楽天グループは、2020年7月に楽天東急プランニングを共同で設立し、両社が蓄積するデータやアセットを生かしたソリューションの開発を推進している。2021年は、東急ストアでの実証実験を通じて、楽天が提供するWEB広告効果計測メニュー「Instore Tracking」へのスーパーマーケットデータの追加や、小売・飲食業界向けに消費者ニーズを分析するDXソリューションツール「Marketing View Premium」の販売を開始した。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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