2022年5月12日7:40
DEGICAは、決済代行サービス「KOMOJU」が、新たに18の海外オンライン決済の提供を開始したと発表した。導入したのは、アジア太平洋地域向けの「Alipay」 (中国) 、「Doku」(インドネシア) /、「OVO」 (インドネシア) 、「eNETS」 (シンガポール) 、「GrabPay」 (シンガポール) 、「Dragonpay」 (フィリピン) 、「FPX」 (マレーシア) 、「 POLi」 (オーストラリア)、ヨーロッパ向けの「iDEAL」(オランダ) 、「Bancontact」 (ベルギー) 、「Giropay」 (ドイツ) 、「BLIK」(ポーランド)、「Przelewy24」 (ポーランド) 、「Multibanco」 (ポルトガル) 、「Paysafecard」 (EU) 、「EPS」 (オーストリア) 、「MyBank」(イタリア) 、「Sofort」(EU)となる。
KOMOJUは、クレジットカード決済に加え、コンビニ決済などの重要な国内決済方法を幅広く提供しているという。クレジットカードを持っていない、使いたくない顧客もQRコード決済やあと払いなど好みの決済方法を使って支払い可能だ。
また、今回海外向けオンライン決済との連携を開始したことで、世界中の顧客に対して製品を販売することができるようになった。
世界で最も越境EC利用者が多い中国において、日本は購入先として最も人気な国であるという。中国本土におけるデジタルウォレット市場の55%以上を占める「Alipay」の提供を開始したほか、シンガポールの成人人口の96%が使用する「GrabPay」やインドネシアで登録ユーザーが300万人以上いる「Doku」など、アジア向けのオンライン決済を8つ導入した。
また、ヨーロッパにおいては、オランダEコマース市場の約60%のシェアを持つ「iDEAL」や、ドイツの成人人口の約54%が使用する「Giropay」、ポーランドの全支払いの約53%を占める「BLIK」や、欧州50か国において66万か所の販売拠点で発行されているプリペイド式カード「Paysafecard」など、現地でシェアの高い決済手段が並ぶ。
日本でも多くの事業者が利用しているECプラットフォーム「Shopify」においても、一回の導入で複数国やエリアの消費者にアプローチできるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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