2022年8月4日6:50
PayPay証券とPayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内のミニアプリで有価証券の買付や売却が行える「PayPay資産運用」の提供を開始した。キャッシュレス決済サービス上で有価証券の売買ができる国内で初めてのサービスとなる。
PayPay証券では、「PayPay」のミニアプリとしてPayPayポイントで疑似運用体験ができる「ポイント運用」を提供している。順調に運用者数を拡大しており、提供開始から1年11カ月の2022年4月に600万運用者を突破した。
「PayPay資産運用」は、証券口座を開設して、有価証券の買付、売却がPayPay残高(PayPayマネー)でできるサービスだ。また、取引時の最低購入金額は100円から、1円単位での取引が可能だ。売却するとPayPay残高(PayPayマネー)へ即時チャージされ、買い物などに利用できる。ただし、「PayPay」へのチャージ上限額を超える場合、あるいはPayPayマネーの残高が100万円を超える場合には、「PayPay」へのチャージはできない。すでにPayPay証券の口座を持つ場合は、「PayPay資産運用」上でログインをすれば、申請手続き等を行うことなく、すぐに資産運用を行うことが可能だ。なお、「PayPay資産運用」の利用時には、「PayPay」に登録した情報、本人確認情報、支払い方法、入金方法などの情報をPayPay証券に提供することに同意する必要がある。
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ペイメントナビ編集部
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