2022年12月14日21:25
かっこは、同社が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」が、ecbeing が提供するECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」との連携を開始したと発表した。
一般社団法人日本クレジット協会発表の「クレジットカード不正利用被害額の発生状況」によると、2021年のクレジットカード不正利用による被害額は330億円余りに上り、過去最多となった。2022年も1月から3月末までの被害額が100億円余りに達し、過去最多のペースとなっている。
そのような状況下において、かっこが提供する「O-PLUX」では、ECサイト運営における、「クレジットカード不正」「悪質転売」「後払い決済での未払い」等のさまざまな不正注文の手口に対し、独自のデータサイエンス技術とノウハウ、日々大量の注文データを審査することで最新の不正注文の手口にも対応することが可能となるそうだ。今回の連携により、ECの不正注文への対策が強化され、ECサイトを運営する事業者が今まで以上に安心して運用いただける環境を提供していけると考えているという。
「ecbeing」と「O-PLUX」の機能連携を活用することで、クレジットカードの不正利用や悪質転売等について、シームレスな対策を短期間かつ低コストで導入することが可能になるそうだ。
「O-PLUX」の特徴として、3Dセキュアなどの本人認証やセキュリティコードなどの券面認証のように購入者へ情報入力を求めるようなものではなく、「属性行動」や「配送先」などの注文情報から不審な点がないかリアルタイムで解析し判定するため、購入者への購入プロセスに影響を与えず、かご落ちのリスクを抑えることも可能だという。
また、転売を目的とした大量購入や買い占め行為をはじめ、初回限定品やサンプル商品を転売目的で大量に不正購入する行為に対しても対策がされているため、転売による本来の購入者からのクレームやブランドイメージ低下を未然に防ぐことも期待できるとした。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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