2023年2月21日19:42
ETCソリューションズは、駐車場など、高速道路以外の施設でETC技術を活用して料金支払いなどができるサービスである「ETC多目的利用サービス」(サービス名称 「ETCX(イーティーシーエックス)」)を提供している。このほど、熊本県道路公社が運営管理する松島有料道路において、「ETCX」の運用を開始すると発表した。
松島有料道路は、熊本都市圏と天草地域を結ぶ延長約70kmの地域高規格道路である「熊本天草幹線道路」の一部として開通した延長3.3kmの自動車専用道路で、2023年3月1日正午からETCXの運用を開始する。
なお、松島有料道路では、「ETCX」の利用者に向けた専用の料金割引である【ばってん得割】があるそうだ。「ETCX」の利用回数に応じて通行料金の割引が自動で適用されるもので、事前の申し込みが必要となる。
なお、「ETCX」はETCソリューションズが提供する、会員登録制のETC多目的利用サービスだ。ETCカードとクレジットカードを用いて、予め「ETCX」に会員登録を行ったのち、会員登録したETCカードを車載器に挿入することで、高速道路以外の有料道路、ガソリンスタンドなど「ETCX」ロゴマークが掲示してある施設・店舗で車に乗ったまま、利用料金や買い物代金を支払いが可能だ。
今後は全国各地の有料道路をはじめ、空港やレジャー施設の駐車場など、順次「ETCX」が使える場所を増やしていき、同時に利用者も増やしていく予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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