2023年4月3日7:00
PayPay証券は、PayPay、ソフトバンク、およびみずほ証券を引受先とする第三者割当増資を実施する。新たにPayPayが筆頭株主として参画することにより、登録者数5,500万人を擁する「PayPay」の各種サービスとの連携をさらに強め、スマホひとつで決済からPayPayポイントの活用、資産運用が完結でき、誰もが投資の第一歩を踏み出す機会の創出に取り組むそうだ。
PayPay証券は、日本初のスマホ証券として2016年6月にサービスを開始した。日米株や投資信託、ETFなどを購入できるサービスに加え、2020年4月からPayPayポイントで疑似運用体験ができる「ポイント運用」、2022年8月からPayPayアプリで有価証券の売買ができる「PayPay資産運用」を提供している。
ソフトバンクとみずほフィナンシャルグループが2020年6月19日に締結した包括的業務提携契約において標榜する次世代非対面金融事業のさらなる発展に向け、PayPayとも連携し、資産運用未経験者や初心者にも利用しやすい資産形成の場と、生活シーンと金融事業を融合した次世代型金融サービスを目指すという。
今後の予定施策として、「PayPay資産運用」を通じた、PayPayアプリ上でのPayPay証券が取り扱う金融商品の訴求、PayPay残高をはじめとする多様な入金手段による資産運用分野への資金流入の増加や、「新しいNISA」制度等への対応を視野に入れた取り組み、PayPayのマーケティングのノウハウを生かした新規・既存ユーザーを問わない認知度向上等を挙げている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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