2023年4月21日8:50
リクルートは、飲食店の業務を簡易にするオーダーシステム「Airレジ オーダー」において、来店客のデバイスを用いて、オンラインでセルフ会計ができる新機能を開始した。店舗にとっても、QRコードを案内するだけで会計業務を完了できるため、接客などに集中できるという。
「Airレジ オーダー」ではこれまで、機能の1つである来店客のデバイスからいつでも注文できる「セルフオーダー」を利用している店舗でのみ、オンライン決済を利用できた。オンライン決済とは、レジを通さなくても、来店客が席にいながら自身のデバイスで支払いができる仕組みだ。その機能が「セルフオーダー」を利用していない店舗でも、利用が可能となる。来店客は、テーブルに備え付けられた決済用のQRコード、あるいは、スタッフが注文を受ける端末「ハンディ」上で表示した決済用のQRコードを来店客のデバイスで読み取り、クレジットカード情報を入力すれば会計が完了する。これにより、支払いのためにレジ前で並んだり、何度もスタッフを呼んで会計の依頼をしたりする必要がなくなるという。
店舗にとっても、QRコードを案内するだけで会計業務を終えられるため、来店が集中するピークタイムでも、業務の手を止めずに済む。「Airレジ オーダー」は、居酒屋、レストラン、カフェなどさまざまな業態の飲食店で導入されており、注文業務の手間が軽減されることで、スタッフは接客などに注力できるようになるオーダーシステムだ。今まで以上にオンライン決済機能を広げることで、さらなる注文・会計業務の効率化が実現するという。
なお、料金は月額固定費無料(Airレジ オーダーの費用は別途必要)、決済手数料:3.24%となる。Visa、Mastercard、JCB、American Express(プリペイドカード・デビットカード・海外発行のクレジットカードは利用不可)に対応している。
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ペイメントナビ編集部
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