「auでんき」が新電力会社利用率№1に?Pontaポイントが貯まるお得に加え、アプリのガチャ機能で情緒的価値提供

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2026年3月9日7:40

auエネルギー&ライフは、2026年2月26日に「新電力No.1評価の背景と実態に関する発表・座談会 ~「auでんき」10周年を迎えて~」を開催した。同社では、auでんきにおいて、Pontaポイントが当たるでんきガチャなどの「お楽しみ機能」を提供するなど、利用者にとって魅力的な機能改善に努めてきたという。

左からauエネルギー&ライフ 取締役副社長 吉岡尉登氏とマーケティン統括部 鷺純之介氏

MMD研究所調査で新電力会社利用率№1に 他社経済圏など計19レーベルとも連携

auエネルギー&ライフは、2022年7月1日にKDDIから分社し、発足した。au電機をはじめとする電力小売り業の運営を軸に、都市ガスサービスや提携パートナーとの協業サービス、脱炭素社会の実現に向けたサービスの提供を行っている。auでんきをはじめ、Pontaでんき、Vポイントでんきなどのサービスを展開している。

同社は、MMD研究所の「2025年新電力に関する調査」において、新電力会社利用率№1となった。

2016年の電力自由化開始からの現時点までの利用者数の推移をみると、開始当初は順調に拡大したが、2021年に電力に電力価格が高騰してから停滞期があり、現在は再拡大期に入っている。同社は2025年12月時点の契約者数で358万契約となった。

新電力の開始により参入は一気に進んだが、燃料費高騰を主要因として、事業継続が難しくなった会社も増えている。同社では停滞期に考え方を変更。auエネルギー&ライフ 取締役副社長 吉岡尉登氏によると、電気の使われ方を分析し、電気サービスを利用者の生活の中で体験価値とつなげる設計を重視したという。

同社では、携帯キャリアで唯一、オール電化プランに対応。また、最短30秒での申し込みに短縮したり、利用開始までのカウントダウンを表示できるようにした。契約中はでんきアプリで見える化したり、ガチャでお得を提供している。引っ越し時にはWebからか簡易に手続き可能だ。さらに、ANAユーザーに対しての「ANAでんき」、三菱UFJニコスの「グローバルポイントでんき」など計19レーベルと連携することで、au以外のサービスを利用する人にも対応できるようにした。

auでんきアプリ機能は、30分単位の電気使用量をグラフで可視化したり、料金を見える化している。さらに、日々の使用状況から月末の電気料金を予測・表示する「月末予測」の精度向上、Pontaポイントが当たるでんきガチャなどの「お楽しみ機能」といった改善が進んでいる。

クリスマス、バレンタインといったイベントごとに、ガチャをプレゼントする取り組みも実施。2月26日~3月3日まではauでんきアプリを開いてチケットを獲得するとPontaポイントが必ず当たるガチャチケットをプレゼントした。

auでんきアプリ。Pontaポイントが貯まるガチャ機能も好評

サービス利用者の節電効果も表れている。「アプリ利用後の電気代について、どれくらい節電(安く)できていると感じていますか?」という質問に対し、約60%の人が、月月300円相当の節電効果を実感できているそうだ。

現在、契約者数は358万だが、アプリのダウンロード数は400万、1年以上の契約継続以降率は92.1%となり、「お客様に愛されるサービスになってきました」と吉岡氏は成果を述べる。

固定支出削減やポイント還元を重視 電力会社には通信経済圏のお得さを求める

当日は、「auでんき」利用者の傾向について、MMD研究所の所長を務める吉本浩志氏から発表された。

利用電力会社は、既存電力会社が56.9%、新電力会社が27.8%となっている。利用している新電力会社の1位はauでんきだ。

auでんきを使っている人の約9割は節約を意識している。また、節約意識への考えとして、固定支出を減らしたいがトップで、次いでポイント還元を重視している。生活インフラの節約優先度は電気料金がトップで、次いでスマホ料金となった。

電力会社で重視する点は、電気料金が安いことがトップで、次いで「よく利用するポイントが貯まりやすいこと」「スマホやインターネット回線とのセット料金があること」が続いた。吉本氏はポイントやセット割りなど、通信経済圏のお得さを重視しているとした。

ユーザーから「ガチャ機能」の魅力が高い 家族コミュニケーションや節約意識も

auでんきアプリの活用実態として、利用者の96.5%がauでんきアプリを利用している。アプリに魅力を感じる点は、請求金額や電気使用量など、利用状況の確認とポイントが貯まる「ガチャ機能」の魅力が高いそうだ。

アプリ利用者のうち88.3%がアプリ内の「ガチャ機能」を利用しているそうだ。「デイリーで使っている方も、6割(65.6%)を超える状態になっています」(吉本氏)。ガチャについては、「ポイントが当たると、得した気分になり嬉しい」「手軽にポイントが貯まるのがよい」「遊び心があって親しみやすい」といった情緒的価値を提供できているとした。

 

吉本氏は、ユーザーアンケートから見えた新電力の新しい価値として、「ポイント経済圏における“お得“価値に加え、アプリのガチャ機能による“嬉しさ・楽しさ”といった情緒的価値が組み合わさっている点が、「auでんき」ユーザーからの評価につながっている」と話されました。

座談会では、実際にauでんきを利用する3名が登壇し、トークセッションを実施した。

参加者からは、「機種変更時にショップで提案されたのがきっかけ」と回答した。実際、約8割の人が機種契約や変更時にショップで提案されたという。参加者からは「支払いがバラバラに分かれている問題意識があったので、まとめた」という回答があった。また、「確実によかって点しかありません。アプリで数値が日々、可視化されますので、節約意識が芽生えました」「3日に1回は必ずガチャを回しています」「子供たちと寝る前にアプリを一緒に見ながらガチャを回して、『今日は電気を使いすぎたね』と家族のコミュニケーションツールになっています」「自分自身の電気代の使用量を蓄積しながら分析も、そして比較もできるっていうところがすごく満足しています」といった声があった。

今後は意識が変わる新たな価値体験を提供 パートナーとの連携も強化へ

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