2023年5月12日12:50
三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)は、第一興商が展開するカラオケルーム「ビッグエコー」の公式アプリに、MDISの「電話発信認証サービスTELEO」(テレオ)が導入されたと発表した。TELEOは新規会員登録時の本人確認で使用される。
第一興商は、ビッグエコー利用会員の拡大策の柱として、公式アプリの普及に取り組んでいる。これまで店舗利用によるポイントシステムの導入やさまざまなキャンペーンとの連携、店舗検索機能など、アプリ利用の魅力を高めると共に、アプリの利便性の継続的な向上を図ってきた。
今回TELEOを導入したことにより、新規会員登録時の本人確認がスマートフォンから指定された番号宛に電話をかける操作でできるようになった。
TELEOによる本人確認は、登録時の入力必須項目である電話番号が、そのまま本人確認のキーとなり、SMSで送られてくるパスコードを入力する手間がなくなるという。また、ビッグエコーの運営側においても、TELEO導入後オペレーターによる問い合わせ対応が減り、今後、新規会員登録が増加した場合でも業務負荷の増加を抑制できることが期待されるそうだ。
MDISはTELEOを、2024年度中にエンターテインメント業界10社への導入を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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