2023年5月23日7:20
スルガ銀行は、2023年5月22日から、沼津駅支店(静岡県沼津市)を同社初の「キャッシュレス店舗」として、新しい形態の店舗に移行すると発表した。
日本政府が2025年までにキャッシュレス決済率を40%以上にすることを目標にするなど、国を挙げてキャッシュレスへの取組みが加速している。さらに新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、キャッシュレスのニーズは一層高まりを見せ、日常生活においても実際に現金利用の機会が減少してきた。このように社会環境が大きく変化する中で、スルガ銀行では、店舗業務改革の一環として、沼津駅支店をキャッシュレス店舗のモデル店舗として運用を開始することとなった。
店舗業務改革においては、デジタル技術の活用により来店不要の金融サービスを拡大するとともに、店舗特性に応じた商品・サービスの提供を検討し、「次世代型店舗」の導入を進めていくそうだ。
「キャッシュレス店舗」は窓口での現金業務を一切行わない店舗となる。現金を伴わない業務に特化することで、利用者を窓口で待せることなく、効率的な運営が可能となるそうだ。利用者には来店せずに手続きが完了する、スマホアプリなどのデジタルツールを案内する。
なお、「キャッシュレス店舗」への移行に伴う利用者の手続は不要だ。手元の通帳やキャッシュカードはそのまま継続して利用でき、口座振替やインターネットバンキング、年金の受け取りなど各種サービスも、これまで通り利用できる(一部商品、サービスは除く)。
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ペイメントナビ編集部
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