2023年8月31日17:27
ライフカードは、デジタルガレージ(DG)の子会社で、決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)と協業し、小売・飲食事業者やサロン事業者を対象に、決済端末を必要としない端末レスのキャッシュレス決済サービス「LIFECARD CloudPay Neo(ライフカード クラウドペイネオ)」の提供を開始した。
「LIFECARD CloudPay Neo」は、QRコードの読み取りでクレジットカードや各種ID決済(アカウント決済)の支払いができる端末レスのキャッシュレス決済サービスだ。消費者はスマートフォンでQRコードを読み取り、表示される支払画面に注文情報を入力する。その後、希望する決済手段を選択して支払いを完了する。
対応決済手段は、クレジットカード(5大ブランド)、PayPayとなり、今後ブランドは順次拡大を予定している。
事業者は決済端末の導入や保守に関するコストを削減できるほか、DGFTが提供する支払画面を利用できるため、システム開発の手間やコストをかけずスピーディに決済システムの利用開始が可能だという。また、DGFTが決済サービス各社との契約や売上金の精算を一括で対応するため、導入から運用まで、事業者の代金収納・管理に係る業務を効率化するそうだ。
また、同サービスは簡易に導入でき、初期費用や月額費用等も発生しないことから、QRコードの店頭掲示による利用のほか、POSレジの故障・障害の際や、災害・停電等で利用できない場合のバックアップとしても活用することが可能だとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト