2022年12月20日7:00
デジタルガレージ(DG)の子会社で、決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、日本電子決済推進機構が運営する決済サービス「Bank Pay(バンクペイ)」に対応し、総合決済サービス「VeriTrans4G」の決済メニューとしてEC・アプリ事業者向けに2023年1月より提供を開始した。
「Bank Pay」は、ユーザーが事前に登録した金融機関の口座から直接かつ即時に支払いやチャージが行える決済サービスで、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行等の都市銀行から地方銀行、信用組合まで「Bank Pay」と提携する全国の金融機関で利用できる。ユーザーはECサイトやアプリなどの支払いやチャージ時に、初回手続時に金融機関口座を登録しておけば、2回目以降は登録口座の選択のみで即時引き落としによる決済が行われる。金融機関口座は利用するサービス毎に登録するため、利用用途に合わせた口座の使い分けも可能だ。「Bank Pay」は、購入するたびに支払いを行う都度課金に加え、定期購入やサブスクリプションサービスといった、利用者に定期的に課金する継続課金にも対応している。
EC・アプリ事業者は同サービスの導入により、98%と保有率の高い金融機関口座を利用する消費者層を新規顧客として獲得できるほか、ユーザーに口座情報の都度入力が不要なシンプルな決済プロセスを提供することで、決済画面での離脱防止やリピート率の向上が見込めます。「Bank Pay」は、ECサイトやオンラインサービス、アプリでの決済に加え、事業者のハウス電子マネーや独自Payへのチャージにも活用が可能だ。
「VeriTrans4G」は、クレジットカード、コンビニ、銀行などの基本決済に加え、電子マネー、キャリア決済、PayPayをはじめとする各種ID決済のほか、銀聯、Alipay、PayPal等の国際決済まで対応している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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