2023年9月12日18:52
Sansanは、オリエントコーポレーション(オリコ)が、契約DXサービス「Contract One」を導入したと発表した。
同社は、Contract Oneを導入することで、紙の契約書をデジタル化しクラウド上で一元管理する。これにより、ペーパーレスによる業務の効率化と契約データベースを活用した円滑な対応を目指すそうだ。
Contract Oneは、各種電子契約サービスで締結された電子契約書に加え、署名や押印が必要な紙の契約書のデータ化にも対応しており、さまざまな形式の契約書を一元管理できる契約DXサービスであるという。
オリコの主力事業の1つである銀行保証事業では、500以上の提携金融機関と紙で契約を締結し、保管・管理していた。長期間におよぶ契約も多く、1つの提携金融機関と100件以上の契約書や覚書が交わされることもあるそうだ。そのため、提携金融機関と取引内容の改定に関する商談等を行う場合には、該当の契約書や覚書を膨大な保管資料の中から探す必要があり、担当者にとって大きな負担になっていたそうだ。今回、効率的に契約書を管理・検索できる体制を構築し、業務負担軽減と契約情報の円滑な活用を実現するためContract Oneの導入を決定した。
Contract Oneでは、フォーマットに関わらず、紙の契約書を正確にデータ化しクラウド上で保管・管理することが可能だという。オリコでは契約業務におけるペーパーレスを実現し、コピー・ファイリングなど紙の契約書処理に必要なアナログな作業を削減する。また、オリコでは必要に応じ、即座に契約情報を確認できる環境を構築し、商談の場における円滑な対応を実現するという。
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ペイメントナビ編集部
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