2023年10月6日12:30
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、2023年10月、マーケティングサービス「Ponta Ads」において、新たにLINEヤフーが提供する「LINE公式アカウント」との連携を開始すると発表した。
「Ponta Ads」は、共通ポイントサービス「Ponta」の会員のオフラインでの日常的な購買データなどを活用し、会員に対してデジタル広告を配信、分析する企業向けのマーケティングサービスだ。
今回、「Ponta Ads」内で提供する「Pontaコネクティッドメディア」に、新たに「LINE公式アカウント」を追加した。広告主企業が保有するLINE公式アカウントの友だちに対して、Pontaのリアル購買データやデモグラフィックデータなどを活用したターゲティングメッセージ配信が可能となる。企業は訴求したい対象を細かくセグメントして情報を届けることで配信を効率化し、施策効果の向上を図ることができるという。また、他のコネクティッドメディア同様、メッセージ配信対象者に対する購買行動の分析サービスを利用できる。
具体的な特徴として、Ponta会員のリアル購買データ、デモグラフィックデータ、ライフスタイルデータなどのファクトデータを活用し、LINE公式アカウントにおいて高い精度でターゲットを捉えることが可能だという。
広告主企業は自社LINE公式アカウントの友だちを、LINE公式アカウントで提供されている絞り込み条件に加えて、購買行動などを基にセグメントすることが可能となり、より細かなメッセージの出し分けができるようになる。これにより、個々の施策の効率性を高め、削減したコストを、自社LINE公式アカウントの友だちに対する新たなコミュニケーション施策に充てることなどを検討できるようになる。国内最大規模のコミュニケーションアプリであるLINEの特性を生かし、自社LINE公式アカウントの友だちに対する密度の高いOne to Oneのコミュニケーションをサポートするそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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