2023年10月13日13:40
京都府亀岡市は、サンガスタジアムby KYOCERAを活用したアイディアを全国のベンチャー企業などから募集する「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業(以下SIF)」による令和5年度の実証事業の第一弾を開始した。今回の実証事業は、DXYZ(ディクシーズ)の顔認証プラットホーム「FreeiD(フリード)」を活用し、親子で楽しめる遊び場(KIRI no KO(キリノコ)、かめまるランド)の入場受付時に、本人確認証の提示のかわりに“顔認証”が有効か、利便性も含めて検証している。
4月にオープンした亀岡市の木育ひろば 「KIRI no KO」 は、多い日で400人以上の利用がある屋内施設だ。
入場料金の体系が亀岡市民と市外からの利用者で異なるため、市内在住の利用者は、毎回本人確認証の提示が必要となっている。今回の実証事業では、亀岡市民の顔登録を行い、顔認証を本人確認証のかわりとして、スムーズな受付ができるかを検証する。
DXYZは、令和4年度にもSIFで今回と同じ“「FreeiD」を使って、学校や習い事教室で現場の負担となっていた出欠確認を顔認証で代用し、さらに保護者に自動的に通知する「子ども見守り顔認証サービス」実証事業を実施し、その有効性が明らかになったとしている。
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ペイメントナビ編集部
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