2023年12月4日11:11
ミガロホールディングスのグループ会社であるDXYZは、京都府亀岡市 と共に、サンガスタジアムby KYOCERA内の「Football Diner」において、DXYZが開発提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を活用した「顔ダケで、買い物」顔認証決済の実証事業を2024年2月1日~28日まで実施している。
DXYZが2022年度より採択されている亀岡市による「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業(以下、SIF事業)」やサンガスタジアムby KYOCERA内の木育ひろば「KIRI no KO」では、「マイナンバーカード連携 顔ダケで、市民サービス」顔認証受付の実証事業も実施している。
DXYZでは、1度の顔登録で「FreeiD」で、マンションやオフィス等での「入退」、テーマパーク等での「本人確認」の顔認証サービスを提供しているが、鍵や財布・スマホを持つことなく店舗などでの「決済」サービスの提供を計画していた。
今回は、DXYZが2022年度より採択されている亀岡市によるSIF事業の下、サンガスタジアムby KYOCERA内の「Football Diner」を活用して同実証事業を開始する。手ぶらでスピーディーに決済できることの利便性の向上などを検証する。
利用場所はサンガスタジアムby KYOCERA内の「Football Diner」の「結や」「食パン道」「Café de MOTHERS スタジアム店」「つるり」の4店舗となる。
利用者はFreeiDアプリから顔とクレジットカード情報を登録する(二要素認証用コードも設定可)。支払い時には顔認証決済端末に店員が金額を手入力し、顔認証すると、決済完了(4桁のPINコードを入力する二要素認証も設定可能)する。同実証事業では1回あたり決済上限金額5,000円となり、二要素認証の設定はしない。
なお、参画特典として、実証参加後、アンケートに回答すると500円のAmazonギフト券を贈呈するという。
DXYZの「顔ダケで、買い物」顔認証決済サービスは、日本コンピュータビジョンと協業し提供するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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