2011年4月26日11:39
静岡県農協電算センター(JA電算センター)は、日本電気(NEC)が提供する電子マネーの管理、運用を行うサービス「マーケティング&ペイメント基盤サービス」と複数の電子マネーを1台で取り扱うことができる「マルチサービスターミナル」を活用し、JAにおける電子マネー決済サービスを2011 年4月から開始したと発表した。
マーケティング&ペイメント基盤サービスは、売上データや各種ログの送受信、クーポンや広告の登録及び配信管理を行うサービスである。マルチサービスターミナルと接続し、複数の電子マネーによる決済を実現するという。
電子マネー決済サービスは、JA静岡電算センターとNECが協力し、JAの店舗にマルチサービスターミナルを設置して「iD」「Edy」「WAON」の決済を4月から順次サービスを開始する。
なお、同システムを活用したJAグループでのiD、Edy、WAONの利用は全国初となる。第一弾として、2011年4月27日にJA富士宮サービスのファーマーズマーケット「う宮~な」がiDとWAONの利用を開始する。