2011年5月8日9:00
2010年に米カード保有者のうち新しいカードでショッピングした人は20%いた。米消費者のうち、景気が良くなると思っている人はもっとも多く34%を占めていた。毎年comScore社が実施しているOnline Credit Card Report 2011の調査結果である。
米消費者の景気センチメントは改善されている。2011年も継続して新規クレジットカードの申込みと利用は増える。特にサブプライムで増えるとcomScoreは予測する。
消費者がクレジットカードを選ぶ際にもっとも重要だと思っている要素は以下のとおり。1位はリボルビング金利が低いことで40%が支持した。2位は年会費無料で28%。3位はリウォーズやポイントで13%だった。
クレジットカードのリウォーズで期待しているものは以下のとおり。1位はキャッシュバック特典で57%が支持。2位は13%と大きく離れて加盟店特典と柔軟なポイントが同率で選ばれた。エアマイルは4位で10%だった。
携帯電話保有者のカード会社へのアクセスチャネルは、金融機関のWebサイトが1位で74%が利用。2位はコールセンターへの電話で51%が利用している。3位はモバイルブラウザーで16%だった。モバイルアプリとショートメッセージはそれぞれ13%が利用している。
米国では景気の回復とともに、クレジットカードの申込みと利用が増えている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。