2024年4月24日8:00
CCCグループのTポイントと、SMBCグループのVポイントが統合し、「青と黄色のVポイント」が誕生。会員数1億5,400万人、全世界1億店舗以上で利用可能な国内最大級のポイントサービスとして、4月22日に新たなスタートをきった。CCCMKホールディングスは同日都内で「Vポイント」サービス開始記念イベントおよび説明会を開催し、新サービスのお披露目を行った。
TポイントとVポイントが統合
6月末までキャンペーンを展開中
2003年10月に誕生した老舗の共通ポイント、Tポイントと、国内750万店舗、世界1億店舗のVisa加盟店で使えるVポイントが統合し、「青と黄色のVポイント」(正式名称:Vポイント)が誕生。4月22日からサービス提供を開始した。Tポイント会員1億2,800万人、旧Vポイント会員2,600万人、合わせて1億5,400万IDの会員基盤を引き継いだ日本最大級のポイントサービスだ。
同日に開催された「Vポイント」サービス開始記念イベントには、俳優の吉高由里子さんと小栗旬さんが、青と黄色をあしらった衣装で登場。「20年前ぐらいから持っていてTSUTAYAのレンタルで使っていた」(小栗さん)、「学生時代、Tカードを持っている友人がうらやましかった」(吉高さん)とTポイントの思い出を語り、「今日がすごい規模感の新しいサービスが誕生する記念すべき日なんだなと思うとワクワクします」(吉高さん)、「ぼくも早速アプリをダウンロードして楽しんでポイントを貯めていきたい」(小栗氏)と、笑顔とVサインで会場を盛り上げた。
日常で貯まり、どこでも使えるVポイントは、「ぶいぶい、貯まる。ぶいぶい、使える。」がキャッチフレーズ。4月22日から6月30日まで「ぶいぶい誕生祭」と銘打ち、アプリでガチャを回す、提携先でVポイントを貯める、V会員番号とSMBCグループのIDを連携するなどの6つのアクションで合計1億人にVポイントが当たるキャンペーンを実施中だ。
物価高の中でポイ活はますます盛んに
“使える”共通ポイントに集まる期待
近年、円安、物価高の煽りを受けて世の中の「ポイ活」はますます盛んに。中でも“使える”ポイントの筆頭格である共通ポイントに注目が集まっている。5大共通ポイントと言われるのが、Vポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイント、PayPayポイント。「Vポイント」サービス説明会のトークセッションに登壇した共通ポイント専門家の菊地 崇仁氏は、新Vポイントについて「貯まる、使える店舗が拡大し、ポイント還元率も向上した。コンビニ2社でも7%還元。持っていて損はないポイント」と期待を寄せた。
時短節約家のくぅちゃん(中野 めぐみ氏)は、ウエルシア薬局が毎月20日に開催する「ウエルシアお客様感謝デー」で賢く買い物をする「“ウエル活”が激アツ!」と熱弁。Vポイント200ポイント以上の利用で通常の1.5倍分、実質33%引きで買い物ができ、「ポイントを、さらにお得に活用してお買物できるのが楽しくて。今、物価高で支出が増えていますから、家計を管理する主婦にとって、ポイントは現金と同じくらい大事にしなければならないもの」と強調した。
菊地氏は「これまでは1つの経済圏に絞ってポイントを貯めて使ったほうが得、と言われていましたが、これからはこの店舗ではこのポイント、というように、複数のポイントを上手に使い分けることで、物価高を乗り切っていけると思います」と提言。
菊地氏自らが2023年4月から2024年3月までに貯めたTポイントと旧Vポイントの合計は、約8万ポイント。2024年1月から4月中旬までに貯めた旧Vポイント2万2,076ポイントのうち2万ポイント以上はSBI証券で新NISAに投資しているといい、「投資が、ぼくのポイント活用法の一推しです。株高の今、投資しない手はない。貯まったポイントを定期的に投資にまわすのが良いのでは」と述べた。
「ぶいぶい、貯まる。」理由とは?
金融サービス連携も強みに
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