2017年9月19日9:00
米国個人信用情報センター大手のエキファックスで、大量のデータ漏洩が発覚した。その数なんと1億4,300万件。
日本の人口より多い。米国の人口は3億2,400万人。その44%に相当するデータが盗まれた。
発見したのは7月29日。発表は9月7日だった。データには、氏名、住所、誕生日、クレジットカード番号、社会保障番号、免許証番号などが含まれている。
ハッカーは米国Webサイトの脆弱性を悪用して、個人信用情報ファイルにアクセスしたようだ。
問題なのはデータ漏洩が発覚したのち、3人のエグゼクティブがエキファックスの株を売り抜けたこと。社内コンプライアンスを遵守するという基本的なことも守られていない。こんな体制ではハッキングも防げない。