2024年5月16日9:56
オリエントコーポレーション(オリコ)は、埼玉県富士見市と双方が持つ資源を有効活用した活動を通じて、子どもの貧困対策整備計画の推進に向けた連携協定を2024年5月2日に締結すると発表した。
富士見市は、2022 年に市制 50 周年を迎え、これまで以上に新たな取り組みを推進しているという。理想の“未来”に向け大きくジャンプしていくことを目指し、従来の「賑わい・まちづくり」「子育て・教育」「健康長寿」の取り組みを土台に、さまざまな公民連携のイニシアティブを推進し、さらに魅力ある街へと発展を遂げているとした。また、街なかには緑や公園が多く、小児科を扱う総合病院や体験型施設が多くある大型ショッピングモール、芸術文化の拠点である市民文化会館キラリ☆ふじみがあり、子育て環境も充実しているそうだ。
オリコは、2025 年 3 月期を最終年度とする中期経営計画において、社会価値と企業価値の両立を目指す「サステナビリティ」を経営の軸に据え、そのマテリアリティの1つに「持続可能な地域づくりへの貢献」を掲げている。オリコグループの持つノウハウやサービスなどを活用し、地方自治体の課題解決を支援することを目指している。
同協定を通じて、富士見市が直面する課題の解決につなげる。同協定の締結時点では、①富士見市内の子ども食堂団体やフードパントリー団体への活動協力に関すること、②関係機関または富士見子ども・若者の居場所応援ネットとの連携協力に関すること、③市または富士見子ども・若者の居場所応援ネット等が企画するイベントへの職員または社員等の派遣協力に関すること、④その他、同協定の目的を達成するための活動に関すること、という「連携・協働事項」の取り組みを予定しており、今後は定期的な協議を重ね、富士見市との連携の幅を広げていくそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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