2024年5月24日11:45
ユーシーカード(UC)は、2024年5月23日より、「Mastercard In Control for Commercial Payments(マスターカード・インコントロール・フォー・コマーシャルペイメント)(以下「ICCP」)」を活用し、「UCコーポレートカード」に、使い切りカード番号を発番できる機能を追加した。
ICCPは、利用金額や利用回数等のカード利用条件を予め設定した、非対面取引専用のバーチャルカード番号(VCN)を、UCコーポレートカード導入企業が自ら発番し、UCコーポレートカードの利用可能枠内で、利用可能条件を設定できるプラットフォームだ。
導入企業は、VCNの支払いに関するレポートを作成し、買掛金と照合することができるため、内部統制の強化や経理業務の効率化へつながるそうだ。
導入企業が、UCコーポレートカードに紐づく、非対面取引専用の16桁のクレジットカード番号としてMastercardが提供するSmart Dataを利用し、自ら発番できる。VCNごとに利用可能条件を細かく設定できるため、不正利用を未然に防止し、セキュリティ強化を実現する。また、VCN発番時に請求書番号や企業コードなどの企業間取引における必要な情報を追加登録できるため、発注と請求の突合作業の負担が軽減され、経理業務の効率化にもつながるという。
例えば、有効期限では、「VCNの利用を許可する期間」を設定可能(1カ月~24カ月の間で開始日~終了日を設定可能)だ。また、利用金額は、「VCNごとの合計利用金額の上限」および「取引1回あたりの利用金額の上限」を設定可能だ。利用回数は、年に3回まで、1回使い切りなど、「カード利用を許可する利用回数の上限」を設定可能だ。国・地域では、「カード利用を許可する国や地域」を指定可能だ。利用通貨は、JPY、USDなど「カード利用を許可する通貨」を指定可能だ。業種は、「カード利用を許可する業種や加盟店等」を指定可能だ。さらに、時間帯設定では、「カード利用を許可する時間帯」を指定可能だ。
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