2024年7月11日15:46
ZOZOは、運営するファッションEC「ZOZOTOWN」において、利用者が通常配送よりも余裕のある届け時期を選択できる「ゆっくり配送」を、2024年8月5日から本格導入したと発表した。
ゆっくり配送は、商品注文日の7日後から10日後までに発送する新たな配送の選択肢で、注文から発送までのリードタイムが通常配送に比べ最大で6日長くなる。働き方改革関連法の施行による「2024年問題」への対応として、2024年4月に試験導入を実施したところ、「注文のおまとめ」促進による配送件数の削減や、繁閑に応じた発送作業の分散による配送の効率化などの効果を確認できたことから、今回の本格導入に至った。なお、利用者別では30代から50代の女性の利用者、地域別では北海道在住の利用者がゆっくり配送を多く利用したという。
ゆっくり配送の本格導入により、配送ドライバーの負担軽減やCO2排出量の低減等のさらなる効果を見込んでいる。今後は発送までのリードタイムを活用したモーダルシフトも検討していくほか、セール等で特に配送件数が増加する繁忙期に合わせて、ゆっくり配送を選択した人へZOZOポイントを付与するなどゆっくり配送の効果を最大化させるための検証を行うそうだ。
現在、ZOZOTOWNでは、注文の約8割が「あんしん置き配」で配送されるなど、2024年問題解決に向けた取り組みが拡がっているという。
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ペイメントナビ編集部
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