2024年8月8日13:25
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、2024年8月7日、企業向けマーケティングサービス「Ponta Ads」において、「Ponta Adsリテール業態横断」の提供を新たに開始すると発表した。同サービスはコンビニエンスストア・ドラッグストア・スーパーマーケット・ECを横断した購買データを、ターゲティング配信と業態ごとの効果分析に活用できるプランとなる。購買状況を多面的に捉えたプロモーションの実現で、食品・飲料メーカーや日用雑貨メーカーの効率的なマーケティングを支援する。
昨今、小売業態が発展する中で、販売チャネルがリアルとオンラインで拡大している。食品・飲料・日用雑貨メーカーでは、商品の販路として、複数の小売業態やECといった販売チャネルを活用している。そのような環境で、メーカーがプロモーションにおいて、購買状況を踏まえた訴求を行う場合、単独業態だけでなく複数業態の購買データを横断的に捉えることが必要となる。
そこで、LMはこのほど、複数の小売業態を横断した購買データをプロモーションに活用できる「Ponta Adsリテール業態横断」の提供を、新たに開始した。オフラインのID-POSデータやレシートデータ、オンライン購買データを組み合わせて活用することで、複数業態にまたがる購買状況を多面的に捉えたターゲティング配信と効果分析が可能だという。
メーカーは同サービスを利用して、企画立案から大手プラットフォームでの広告配信、効果分析まで、「購買」を軸にプロモーションのPDCAを回せるようになるそうだ。「購買」というファクトデータを活用した施策により、生活者に最適な情報を届けるとともに、効率的なマーケティング施策を実施できるという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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