2024年8月16日12:54
ジェーシービー(JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナル、および、インドネシアにて業務を行う現地子会社、PT. JCB International Indonesia(は、 訪日医療プラットフォームを提供するワンメディカおよびインドネシアの医療機関であるKYOAI medical Services(以下、KYOAI)と協業し、すでに提供しているインドネシア富裕層向けに日本への先進医療メディカルツーリズムを推進するプログラム 「JCB Advanced Medical Tourism Program」を拡大する。
JCBは、インドネシアで大手銀行を中心とした8社のパートナーと提携し、主に富裕層を中心に、現在約100万会員にJCBカードを発行している。また、日本発唯一の国際カードブランドとして、“SUGOI JAPAN”をキーワードに、“日本”と“JCBならでは”にこだわったサービスや体験を提供することで、利用者に選ばれるよう努めているそうだ。
今回の協業は、インドネシアのマーケットにおいて、“Japan クオリティ”の医療サービスの提供に注力するという、各社の想いが一致し、実現したそうだ。
インドネシアの富裕層の間では、高度な先進医療サービスを受けるために海外へ赴くメディカルツーリズムが広がっているという。現在は主要渡航先として、シンガポールやマレーシアが人気である一方、日本は言語の壁などで医療サービスを受けられる機会が少ないのが現状だ。そのため、JCBは、2023年10月に、大阪エリアでのインドネシアの富裕層向けメディカルツーリズムプログラム 「JCB Advanced Medical Tourism Program」を開始した。
今回の提携により、ワンメディカが提携する東京エリアの医療機関(「日本医科大学付属病院」や「がん有明病院」等)を利用者が選択できるようにサービスを拡大する。
また、KYOAI が事前問診から診療フィードバックまでをインドネシアにてインドネシア語でサポートすることで、言語の問題を解消し、日本とインドネシアの間でしっかりフォローアップすることにより、インドネシアの富裕層が安心して継続的に受診できる仕組みを提供するそうだ。
同メディカルツーリズムに関わる訪日準備(フライト・宿泊・移動手段の手配など)を、提携するインドネシアの旅行代理店を通じてサポートし、日本での観光の個別アレンジやJCBの日本での優待サービスなども含め、特別な訪日おもてなしプログラムを提供していく。
なお、JCBは、「Japanese Hospitality(OMOTENASHI)」を海外でのブランド提供価値の土台とし、インドネシアでは、“SUGOI JAPAN”をキーフレーズとして差別化された日本のユニークな価値を会員に提供し、マーケットでの認知・プレゼンス拡大を図っている。“SUGOI JAPAN”では、JCBが提供するサービスや体験を「VISIT JAPAN」、「JCB DAY」、「JAPAN DINNING」の3つのコンセプトに分類することで、会員にわかりやすく利用してもらえるように努めているそうだ。