「るーぷる仙台」でタッチ決済による乗車サービス実証実験(宮城県仙台市/仙台市交通局等)

2024年9月18日7:30

宮城県仙台市、仙台市交通局、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、七十七カード、レシップ、QUADRACは、2024年10月1日から、 仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)やカードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスを開始すると発表した。対応ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardブランドについては、今後追加予定だ。

るーぷる仙台車両(イメージ)(宮城県仙台市/仙台市交通局等)

同サービスでは、利用者が手持ちのタッチ決済対応のカードやカードが設定されたスマートフォンなどを専用リーダーにタッチすることで乗車できる。これにより、仙台市を訪れる観光客や地元の人々が、ICカードにチャージしたり、残高を気にしたりすることなく乗車が可能となる。

なお、東北の自治体でタッチ決済対応のカードなどによる交通乗車サービスの導入するのは、仙台市が初となる。

また、同実証実験では、一定額利用を超えると乗車運賃が割引される「上限運賃適用サービス」の効果検証も行う。同サービスは、日単位の利用金額に上限を設定し、上限に達した場合はそれ以上の支払いが不要となる仕組みだ。1日最大大人630 円、小児320円で利用できる。

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