2022年6月30日14:16
西武バス、三井住友カード、レシップ、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、2022年7月25日から、西武バスが運行する一部の「空港連絡バス」において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、「Visaのタッチ決済」による実証実験を行うと発表した。なお、空港連絡バスにおける今回の実証実験は、埼玉県で初の取り組みとなる。
Visaのタッチ決済は、Visaのタッチ決済対応カードやスマートフォン等を機器にかざすことで、決済をスピーディに完了する仕組みだ。今回の取り組みでは、所沢駅などから羽田空港を結ぶ【所沢羽田線】、川越駅などから羽田空港を結ぶ【川越羽田線】(6月29日現在運休中)の羽田空港へ向かう西武バス車両にレシップが提供するキャッシュレス運賃収受器「LV-700」を設置し、Visaのタッチ決済での乗車が可能になる。これにより、ICカードにチャージしたり、残高を気にすることなく乗車が可能となる。
また、今後は所沢駅などから成田空港を結ぶ【所沢成田線】での実証実験も予定している。
なお、Visaのタッチ決済は、世界500の公共交通機関に導入されている。
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ペイメントナビ編集部
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