企業間決済取引で媒介方式での取り扱いを開始(みずほ銀行)

2024年9月17日17:00

みずほ銀行は、グループ会社や外部のイノベーションパートナー企業と連携して、法人の企業間取引の効率化を図り、売上拡大や生産性向上等による顧客の成長を支援すると発表した。第一弾として、従来は各社の決済サービスを紹介しかできなかったが、このほど、顧客1社1 社の課題・ニーズに基づいて提案・説明することが可能な媒介方式での取り扱いを開始する。

取り組みの構成図(みずほ銀行)

現在、少子高齢化等を背景とした労働人口の減少により、企業は人材不足という大きな課題に直面している。加えて、インボイス制度・電子帳簿保存法の開始や手形・小切手の廃止など企業間決済取引を取り巻く環境も大きく変化しており、決済業務への取り組みも見直しが迫られているとした。

こうした状況への対応は、企業の重要な経営課題であると同時に、デジタル技術や新たな決済手段の活用によって企業価値・競争力を高める大きなチャンスでもある。

 みずほは、グループ内外の金融・非金融機能の提供を通じて、法人顧客が抱える多種多様な課題の解決に向け支援する取り組み「みずほデジタルコネクト」を開始している。今回、金融機能について、これまでより一歩踏み込んだ、媒介方式によるサービスのご提案が可能な体制とした。

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