GMOあおぞらネット銀行とAPI利用契約を締結、A2A決済の普及目指す(BANKEY)

2024年9月20日7:50

BANKEYは、2024年8月16日付で、GMOあおぞらネット銀行と、GMOあおぞらネット銀行が提供するAPI接続に関する利用契約を締結したと発表した。

BANKEYは2023年9月に設立された電子決済等代行業者で、海外で拡大する銀行口座間直接決済(Account to Account=A2A決済)の日本での普及を目指す企業だという。

銀行口座間直接決済は決済プロセスに中間事業者が入らないシンプルな構成となるため安価な決済手数料と代金回収を行う事業者(加盟店)側の銀行口座への入金早期化が実現される。

代金を支払う利用者は各種ポイントプログラムによるキャッシュレス決済手段を選好しているが、ポイントの原資は主に加盟店が負担する決済手数料だ。同決済手数料は見えないコストとして販売価格に含まれており、賃上げや適切な価格転嫁とは逆行する流れになっている。BANKEYは電子決済等代行業として預金者である消費者の委託に基づいて銀行口座からの出金プロセスを刷新することで銀行口座間での直接決済の普及を促し、消費者、加盟店ならびに銀行にとってのメリットを創出する。

銀行口座間での直接決済の普及には、銀行口座からの出金プロセスの刷新が必要だ。今回のGMOあおぞらネット銀行とのAPI接続は、同行が提供する振込依頼APIを通じて、利用者からの出金指示を銀行側のシステムに伝達し、銀行振込をリアルタイムで指示・実行できるようになる。利用者は決済手段としての「Pay by Bank」を選択し、自身が保有する GMOあおぞらネット銀行の預金口座を選ぶことで、当該口座から振込によって代金を支払うことが可能だ(振込の承認は、GMOあおぞらネット銀行のインターネットバンキングでの承認作業が必要)。

また、振込依頼時には利用者は銀行アプリなどを起動することなく、BANKEYが提供するインターフェースで預金残高の確認を行い、十分な残高があることを確認した上で支払プロセスを開始できるようになる。この残高の確認にはGMOあおぞらネット銀行が提供する残高参照APIを活用するという。

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ペイメントナビ編集部

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