2024年10月1日8:05
楽天グループは連結子会社である楽天カードと、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)で、新たに戦略的な資本業務提携を検討していくことについて、2024年9月30日に合意した。
みずほFGとは、2023年11月9日付で「楽天証券ホールディングス及びみずほ証券による戦略的な資本業務提携の強化について」を公表して以来、楽天証券ホールディングスおよびみずほ証券との間で、資産形成・資産運用分野におけるオンライン・リアルの双方を組合せた新しいリテール事業モデル構築に向けた取組について、両グループの連携を含め推進を深化させてきた。フィンテック事業のコアビジネスである楽天カードのさらなる成長に向けて、みずほFGとの連携をより加速させていくことで、盤石な個人向けのビジネスに加え、今後拡大が見込める法人領域等での成長機会を追求していきたいと考えているそうだ。幅広い顧客基盤を有するみずほFGとの提携を深化、拡大することで、楽天カードの事業領域の拡大および持続的な成長に加え、楽天カードを中核とした楽天フィンテックエコシステム全体のさらなる拡大、発展を目指すことは、同社の企業価値の向上により資するものと判断した。同提携後においても、楽天カードは、引き続き楽天エコシステムを形成するうえで、楽天グループの重要な連結子会社でのあるとの位置付けに変更はないそうだ。
なお、現在楽天カードの100%連結子会社である楽天インシュアランスホールディングス(楽天インシュアランスHD)については、生損保の連携強化の段階であることなどの事項を総合的に勘案した結果、同提携の対象外とし、楽天インシュアランスHDは楽天グループが100%継続保有することを予定している。
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