2018年10月11日7:30
電通国際情報サービス(ISID)は、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)、みずほ銀行およびBlueLabが福岡商工会議所と連携して2018年10月31日~11月15日まで実施する「スマートスタジアム構想の実現に向けた「なんかせんばはしご酒大会」における実証実験」において、一般客が利用するチケットレス・キャッシュレスアプリを、ISIDが提供するバックエンドサービス(BaaS)「Facere(ファケレ)」を用いて構築したと発表した。
同実証実験では、福岡市内の3つの地域で行われる飲食イベント「第1回なんかせんばはしご酒大会」において、一般客がスマートフォンでチケットを購入・利用できる仕組みを提供する。「スマートスタジアム構想」における地域活性化ソリューションの一環として、地域向けイベントを対象に、チケットレス・キャッシュレスにおける利便性の向上、チケットレスにて得られる顧客行動情報の利活用およびキャッシュレスにて得られる決済付随情報についての実現性を検証する。
Facereは、スマホアプリやWebアプリの開発・運用に必要となるログイン認証や会員管理などの基本機能や、用途に応じて自由にカスタマイズできるサンプルアプリをGoogle Cloud Platform上で提供するもの。
同実証実験に向けてISIDは、一般客向けのアプリ機能のほか、主催者向け・店舗向けの管理機能、販売・利用実績データの蓄積機能、みずほFGのIoT決済プラットフォームとのデータ連携機能などを、Facereを用いて開発したそうだ。