2024年11月1日11:55
CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は、このほど、商品の廃棄ロス削減に向けた新たなサンプリングパック「もったいないサンプリング」の提供を開始した。
企業が抱える課題の1つに、商品の廃棄ロスがある。賞味期限が近い商品を避けようとする消費者の傾向から生まれた、賞味期限が残り3分の1を切る前に納品しなければならない「3分の1ルール」などの商慣習により、毎年、品質に問題のない多くの食品が消費されずに廃棄され、不良在庫や廃棄コストの発生により企業は経済的な影響を受けている。
CCCMKHDは、企業が抱える商品の廃棄ロスや廃棄コストの課題に対し、消費者の声を収集・分析し、マーケティングに活用することで、企業課題に貢献することを目的に、新たなサンプリングパックを開発した。
「もったいないサンプリング」では、サンプリング商材にVポイントを回答インセンティブとしたアンケートを生成して同封し、消費者の商品やサービスに対する興味関心を可視化、見込み顧客へのより精度の高い情報提供や、消費者の廃棄ロス削減につながる取り組みへ活用機会を提供する。
具体的には、企業のニーズや商品の特性に合わせて、小学校や幼稚園などの教育機関からオフィス、飲食店、キャンプ場、宿泊施設など多様な場所で、サンプルボックスの設置、手渡し、デジタルサイネージの活用、座談会の開催など、豊富な選択肢を提案する。
その後、データベースを活用した企画の立案から、セグメント抽出、アンケート作成、サンプリング、配布後の効果検証の一連のマーケティングサービスを提供するそうだ。
これにより、企業の廃棄ロス削減を支援し、社会課題解決に貢献するとともに、企業と社会の双方にメリットをもたらすことを目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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