2024年11月11日15:20
イオンスマートテクノロジーは、同社が提供するイオンのトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」 にて、2024年11月6日より新機能の提供を開始した。従来は会員コードと、AEON Pay決済の2回のバーコード読み取りが必要だったが、1回のバーコード読み取りだけで買い物が可能だ。また、同時にWAON POINTカードの会員番号の読み取り機能やお気に入り店舗機能の利便性向上も実施する。
「iAEON」は、2021年9月にイオンのトータルアプリとしてリリースされた、スマホ決済「AEON Pay」やクーポン、キャンペーン情報、イオンラウンジ予約、レシートレスなど、さまざまな機能を1つにまとめたアプリとなる。なお、新機能のご利用にあたってはアプリを最新のバージョンにアップデートしてする必要があるそうだ。
なお、電子レシート対象店舗では電子レシートの発行も1回の読み取りで適用されるようになった。
6月21日に提供開始した「電子レシート(レシートレス機能)」は購入した日付や店名、商品など通常紙で提供されるレシートを電子化し、利用者のスマートフォンで買い物履歴を確認することができる仕組みだ。電子レシート化することで、店舗で削減されるロール紙は、樹木に換算するとイオングループで年間約7.8万本分に相当する。
また、iAEONでのWAON POINTカードの登録もスムーズになった。これまでは16桁のカード番号や6桁のセキュリティコードを手動で入力する手間があったが、新たに搭載されたスキャン機能で、カードをカメラにかざすだけで自動的に会員番号とセキュリティコードを読み取ることができる。
さらに、お気に入り店舗機能が、10月8日にアップデートされ、使い勝手が大幅に向上した。これまでは、登録した店舗(最大10店舗)の確認時、横にスワイプして1つ1つ移動する必要があったが、今回一覧表示が可能になった。
また、店舗の順番を自由にカスタマイズできるようになり、より直感的にお気に入り店舗の情報へアクセスできる。