2024年11月14日7:30
サブスクリプション・ビジネスにおける収益化のためのプラットフォームを提供するZuora Inc.は、ビッグローブが課金・請求システムの刷新のために、サブスクリプションサービスのビジネスモデルの収益化を実現するZuoraソリューションを採用したと発表した。また、このほどZuora Japanが稼働開始を発表した日本データセンター上でZuoraを利用する企業として、日本で初の事例となる。
ビッグローブでは、35年間に渡り課金・請求システムを使用してきたことにより複雑化・老朽化が進み、システムの柔軟性、拡張性、スケーラビリティが不足することで、システム保守・運用コストの高止まりや、ビジネスニーズへの迅速な対応が困難な状態だったという。そこで、ビッグローブは課金・請求システムのアーキテクチャについて抜本的な見直しに着手した。その中で、市場変化へ即座に対応するため、サブスクリプション・ビジネスにおける収益化のためのプラットフォームを提供するZuora の採用を決定した。
今回、稼動開始を発表したZuora 日本データセンター上の Zuora の採用により、ビッグローブでは複雑な課金・請求業務プロセスの効率化が可能となり、ビジネスのスケールに合わせた拡張が容易になる。
課金・請求業務プロセスをZuoraにより一括で自動化することにより運用プロセスを効率化するとともに、顧客ニーズに応じた多彩な決済方法にも柔軟に対応できるようになり、事業成長に合わせたシステムの拡張性を確保するという。
また、ビッグローブがすでに利用しているCRMやERPと国内でのZuora の統合的な連携によって、顧客に信頼性の高いサービスを提供し続けることが可能となるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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