2025年2月19日7:55
北海道岩内町、NTT東日本、ユニ・トランドは、地域公共交通より収集したデータをダイナミックかつ柔軟に活用できるプラットフォーム(Community MaaS/コミュニティマース)により、地域公共交通の課題解決および活性化を図るとともに、エビデンスに基づく交通政策の実現に向けた検討を開始すると発表した。
岩内町は、2025年2月から循環バス「ノッタライン」にキャッシュレス決済システムを導入する。同システムでは、バスの乗車と降車時にQRコードを専用機器(QRスキャナー)にかざすことで運賃を支払うことができる。また、バスの路線や停留所の乗降者数や遅延を可視化・分析する「MANALYZE(マナライズ)」システムも導入する。さらに、円山地域乗合タクシーにもキャッシュレス決済システムを導入し、運用を開始するそうだ。
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同サービスを通じて、地域の公共交通の利便性を向上させ、利用者を増やすことで収益を確保するという。また、公共交通を利用する免許を返納した人々への支援を行い、地域内の移動を活発化させる。これにより、持続可能な公共交通の推進と地域活性化を目指す。
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