2025年3月19日8:30
メルペイは、メルカリアプリで完結するクレジットカード「メルカード」から、新たにゴールドカードの提供を開始した。同カードの特徴について、2025年3月17日にメルペイは記者説明会を開催した。当日は、メルペイ プロダクト責任者 萱野 大舟氏が同カードの特徴について説明した。
新しい信用によるサービス拡大
メルカード発行数は国内トップレベルで推移?
メルペイは「信用を創造して、なめらかな社会をつくる」というミッションを掲げ、事業運営をしている。利用者1人1人が今よりも自由、そしてやりたいことを実現できるよう、同社は信用の創造を通じて支援しているそうだ。メルペイ、メルカリの利用実績をもとにした独自の与信によって、サービスを拡大してきた。
さまざまな利用者の行動実績をAI技術によって学習させ、継続的に改善を繰り返しており。サービス開始から7年が経過した現在、利用者は2025年2月現在、1,873万人を有する。また、2022年11月から、メルカリの利用実績などで限度額が決まり、アプリで利用と管理が完結するクレジットカード「メルカード」を提供開始した。
メルカードの特徴は大きく3つある。1つ目はメルカリアプリで利用履歴が見える化され、管理がしやすいことだ。2つ目は。支払いのタイミングや方法を自由に選択できること。3つ目は、メルカリの売上金を使ってカードの返済ができることとなる。萱野氏は「特に売上金でのカードのお支払いは、多くのお客様にご利用いただいており、メルカード利用者の3割が後払いのお支払いをいただいております。こういった支払いの柔軟さが受け入れられ、昨年12月には提供開始後約2年で、発行枚数400万枚を突破しました」と成果を述べる。
また、2023年には1年間の発行枚数が220万枚となり、国内トップクラスの発行枚数になるなど、メルカードは業界的にも異例のスピードで広がっているとした。一方で、「メルカードの利用者からより高還元率で高額利用が可能なクレジットカードが欲しいという声をもらうようになり、今のメルカードを進化させる必要があると我々は考えております」と萱野氏は述べる。
高まるゴールドカードのニーズ
新たなクレジットカードの体験提供へ
現在、国内市場を見ると、クレジットカードを保有している方の5人に1人がゴールドカードを選ぶ時代となっている。クレジットカードを使う人は、ポイント還元や特典内容など、より自身にとってお得なクレジットカードを求める傾向にある。
萱野氏は「お客様のご要望にお応えし、お客様がもっとやりたいことを実現できるよう、今までのメルカードの特徴はそのままで、さらにゴールドカードの機能を付け加え、クレジットカード体験を提供いたします。それがメルカードゴールドです」と語る。
差別化を図る3つの優位点
同社の強み、券面素材特徴、Apple Pay対応の見解は?
3月17日より、メルカリアプリ利用者に対し、順次提供を開始している。同カードは従来のメルカード同様に、JCBブランドのカードを提供する。特徴は大きく3つだ。
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