2011年7月29日13:03
伊藤忠食品と凸版印刷は、2011年7月29日、「POSA型ギフトカード事業」において業務提携したと発表した。POSAとは、Point of Sales Activationの略で、ギフトカードモールを展開するインコム・ジャパンの流通技術であり、POSでギフトカードを有効化(アクティベート)し、販売することができる。
伊藤忠食品はギフトマーケットの新たな需要創造を図り、食品、外食、サービスなどの分野で消費者の新たなギフトニーズに応えるギフトマーチャンダイジングの取り組みを推進している。また凸版印刷は、「ギフトカードASPサービス」を中心に、ギフトカードの導入に関するビジネスサポートから、ギフトカードの製造・発行、プロモーションサポートまで、ワンストップで企業に提供する、ギフトカード事業を展開している。
今回の提携により、伊藤忠食品は、凸版印刷のギフトカードASPサービスを利用して食品などさまざまな商品のPOSA型ギフトカードを発行し、消費者がWEB商品交換サイト「ギフトカードモールexchange.com」で、好きな時に好きな物を受け取ることができるという。
第一弾として7月下旬から、好みの産直商品を選べる「築地市場グルメカード」を発行し、全国の大手チェーン店で販売を開始する。
また、両社は食品メーカーやサービス企業をはじめとする企業に対して、POSA型ギフトカード発行の企画から、カードの製造・発行、残高管理、WEB商品交換サイトの運営、商品配送などのビジネス・パッケージを提供する。
両社では、2011年度中に、食品などをはじめとする幅広い分野で20券種のサービス展開を目指す。