2011年8月18日9:00
新規客獲得や既存顧客の利用促進に、サンプル送付は有効なマーケティング手法のひとつである。化粧品や健康食品業界では、無料サンプルがよく利用されている。
サンプリングやインセンティブなどを開発し提供するマーケティング企画会社米ヤングアメリカ(Young America)は、このほどプリペイドカードを使ったサンプリング手法を考案した。
いままでは顧客に直接サンプルを届けると配送費がかかるため、サンプルを小型にして配送経費を抑えるなどしていた。
プリペイドカードを顧客に送り、実際のサンプルは近くのコンビニなどにとりにきてもらえば、配送を一括してできるので経費を抑えられる。
そう考えたヤングアメリカはシティプリペイドと提携し、サンプリング専用のプリペイドカードを考案した。
商品サンプルの引渡窓口になるコンビニなどのメリットは、プリペイドカードでこのサンプルを買ってもらうことができるということである。
これなら、商品サンプルが多少大きくてもフルサイズのサンプルを顧客に提供することができる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。