2026年6月8日8:00
和田 文明
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プロフィール キャッシュレス、電子マネー関連のジャーナリスト/ライター、主に欧米、アジアのセキュリティを含むキャッシュレス情報、カスタマーロイヤルティプログラム情報を取材 |
世界の金融・決済システムがアナログな“紙幣”から“デジタル通貨”へと移行する中で、そのメインとなっているのが200以上のプログラムが存在するともいわれている“ステーブルコイン”(Stablecoin)と中央銀行デジタル通貨である“CBDC”(Central Bank Digital Currency)である。世界各地で現在試みられている“ステーブルコイン”と“CBDC”について第1部で紹介し、第2部ではPayPalのステーブルコインである“PYUSD”とPayPalの“Pay with Crypto”などのデジタル通貨決済ソリューションをレポートしてみたい。
ステーブルコイン(Stablecoin)とCBDC(Central Bank Digital Currency) 第1部
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Index(目次) (1)ステーブルコインとCBDCのキーワード (2)ステーブルコインとCBDCについて (3)デジタル通貨の分類について (4)世界の主なステーブルコイン、CBDC、トークン化預金 (5)欧米のステーブルコインの法規制について |
ステーブルコイン(Stablecoin)とCBDC(Central Bank Digital Currency) 第2部
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Index(目次) (1)PayPalのステーブルコイン“PYUSD” (2)PayPal のデジタル通貨決済ソリューション“Pay with Crypto” (3)PSPと暗号通貨決済 (4)デジタル通貨のハイブリットモデル (5)未来の財布 |
<参考文献・資料>(1部、2部共通) ・『デジタル円とステーブルコインの衝撃』、日本経済新聞 ・『CBDC中央銀行デジタル通貨の衝撃』、新潮社 ・『CBDC・ステーブルコインが変える社会』 ・『未来のお金の設計図、ステーブルコインの衝撃』、ブイツソーリューション ・『小説デジタル人民元』、潮出版 ・『日経ビジネス』“特集ステーブルコイン革命”2026年3月9日号、日経ビジネス ・『SORAMITUS』、日経BP ・『仮想通貨の時代』、マイナビ ・『世界通貨を発行せよ!』、ビジネス社 ・『ブロックチェーンの未来』、日本経済新聞社 ・『Libraリブラの正体』、日本経済新聞社 ・『Libraリブラ』、日本経済新聞社出版社 ・『デジタルゴールド』、日本経済新聞社出版社 ・『20億人の未来銀行』、日経BP ・『お金2.0』、幻冬舎 ・『バーチャルマネーの法務(第2版)』 ・『仮想通貨リップルの衝撃』、天夢社 ・『The New Money』、かんき出版 ・『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた未来』、ダイヤモンド社 ・『デジタル円』、日本経済新聞社 ・『米中知られざる「仮想通貨」戦争の内幕』、宝島社 ・『創始者たち』ダイヤモンド社刊 ・『経済セミナー、2024年2・3号、特集:中央銀行デジタル通貨は金融をどう変える?』日本評論社 ・『Blueprint for the future monetary system Annual Economic Report 2023』、BIS(国際決済銀行) ・『Digital Money Steering Group Papers』、IMF(国際通貨基金) ・『Tokenized Deposits: A New Category of Digital Assets』、J.P. Morgan Onyx ・『CBDC:CENTRAL BANK DIGITAL CURRENCIES』、 ・『IBRA THE GLLOBAL CRYPTOCURRENCY OF FACEBOOK』、C. Baker ・『The Money Flower』、BIS ・『Global Stablecoins Report 2026』、The Paypers ・『The PayPal Wars』WND BOOKS ・PayPal Cryptocurrency Terms and Conditions ・Financial Times "The rise of regulated stablecoins: Why PayPal succeeded where Meta failed" ・PayPal Newsroom (2025-2026) "Policy Updates and PYUSD Expansion reports" ・Financial Times "The rise of regulated stablecoins: Why PayPal succeeded where Meta failed" ・BISのHP ・日本銀行のHP ・総務省のHP ・国際決済銀行(BIS)のHP ・米連邦準備制度理事会(FRB)のHP ・欧州中央銀行(ECB)のHP ・国際通貨基金 (IMF) ・世界経済フォーラム(World Economic Forum)のHP ・中国人民銀行のHP ・PayPalのHP ・PAXOSのHP ・StripeのHP ・AydenのHP ・Congressional Research Service(CRS)のHP ・CFA InstituteのHP
ステーブルコインとCBDCのキーワード
国際決済銀行(BIS)、米連邦準備制度理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)などの主要機関が、2025年から2026年にかけての規制策定や実証実験で使用しているステーブルコインとCBDCに関する専門用語を“キーワード”して整理しみた。
〇通貨・資産の分類(Taxonomy)関連
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Asset-Referenced Token (ART) 資産参照トークン |
欧州MiCAでの用語で、複数の通貨、商品(金など)、または他の暗号資産を裏付けとするトークン |
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Finternet フィンターネット |
Financial(金融)とInternet(インターネット)を掛け合わせた造語であり、国際決済銀行(BIS)の総支配人アグスティン・カルステンス氏らが2024年に提唱した概念で、インターネットのように、誰もが、いつでも、どこでも、安価かつ瞬時に金融取引ができる次世代の金融システムを指す |
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Money Flower マネーフラワー |
国際決済銀行(BIS)が提唱する通貨の分類で、発行体(中央銀行か否か)、形態(デジタルか物理的か)、普及度(広く一般か限定的か)、技術(トークン型か口座型か)の4つの属性で分類 |
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Single-Asset Stablecoin 単一資産型ステーブルコイン |
米ドルのように、単一の法定通貨や資産に価値を固定(ペグ)させるデジタル通貨で、規制対象 |
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Tokenized Money トークン化マネー |
DLT(分散型台帳技術)上で発行され、法定通貨に連動する請求権を指し、ステーブルコインやトークン化預金を含む総称 |
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Unified Ledger ユニファイドレジャー |
国際決済銀行(BIS)が提唱している、中央銀行通貨、民間銀行預金、その他の資産(債券や不動産など)を、1つの共通のデジタル基盤(台帳)の上で統合して扱う仕組みを指す |
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