2011年11月14日18:23
ウェルネットは、2011年11月9日、ペーパーレス・リアルタイム電子決済であるマルチペイメントサービスでスマートフォン専用の支払案内画面の提供を開始したと発表した。
同社の提供するマルチペイメントサービスにおいて、スマートフォン利用者が支払方法を選択する「支払案内画面」を表示する際、従来はPC向けのサイトを表示していたが、スマートフォン専用の支払案内画面が利用可能になった。今回のスマートフォン専用画面構築では、PC向けサイトの機能を維持しつつ、スマートフォンの閲覧性、操作性を重視した画面構成になっているという。
マルチペイメントサービスは、2000年5月以降ウェルネットがサービス提供している紙の払込票などの製作、郵送が不要なリアルタイム決済スキームである。2000年にローソンのキオスク端末”Loppi”でサービス提供開始以来、ファミリーマート、サークルKサンクス、セブン-イレブン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、スリーエフなど国内主要コンビニエンスストアに加え、銀行ATM、ネットバンキング/モバイルバンキング、クレジットカード、電子マネーなどに順次決済手段を拡大してきた。利用事業者は、ウェルネット1社との契約・システム接続を行うだけでさまざまな決済を行うことが可能だ。
国内主要航空会社のほか、世界最大級のネット通販会社を初めとする国内主要ポータルサイトのほとんどに導入されるなど、支払方法としても着実に定着しているという。