2012年2月23日9:00
カードを受付けている加盟店のなかで、もっとも不正リスクの高い業種はなにか。米Trusutwave社の国際調査で、それが明らかになった。
2011年におきたカード不正のうちもっとも多かったのが飲食業。不正のなかで44%を占めた。特にチェーンのフランチャイジーが危ない。エリアでは約45%が北米だった。
決済システムのサービスとメンテナンスにサードパーティを利用している場合は、さらに危険だという。飲食不正の3分の1がフランチャイズを狙ったものだった。
不正に対しては、法執行機関も防止に努めている。2010年は法執行機関が検知した件数はTrusutwave社の件数にくらべわずか7%。それが2011年には約3分の1にまで伸びている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。