2012年3月23日18:00
コンビニエンスストアのセイコーマートは、2012年3月26日から、三井住友カードと連携して、北海道、茨城県および埼玉県のセイコーマート店舗(1,132店舗/2012年2月末現在)にて、JR北海道およびJR東日本が展開する交通系電子マネーの取り扱いを開始すると発表した。
北海道エリア1,028店舗ではJR北海道のKitaca、茨城県および埼玉県の104店舗ではJR東日本のSuicaを導入し、顧客の利便性の向上を図る。導入開始当初はチャージ(入金)のサービスは実施せず、今後の顧客の利用状況などによりサービス導入を検討するという。
セイコーマートは、1台で複数の電子マネーに対応可能な日本電気のマルチサービスリーダライタを店頭導入しており、電子マネーによる決済手段の拡大に取り組んでいる。一方、JR北海道およびJR東日本は、KitacaおよびSuica電子マネーサービスの拡大に取り組んでいる。
なお、三井住友カードは、JR各2社との電子マネー加盟店開拓における業務提携に基づき、電子マネーの精算に関わる業務を担う。
セイコーマートでは、KitacaとSuicaの取扱開始を記念し、3月26日より「スタート記念キャンペーン」を実施。セイコーマートにてKitacaまたはSuicaで買い物をした顧客の中から、1回に500円以上の決済を1口として抽選で300人に、Kitaca・Suicaオリジナルグッズなどをプレゼントする。