2012年4月9日17:45
シティカードジャパンは、2012年4月9日から、ダイナースクラブカードの新ラインナップである「ダイナースクラブ ビジネスカード」を発行すると発表した。同カードは中小企業経営者をはじめ、開業医、歯科医、弁護士や個人事業主を対象にしており、従来の交際費や出張経費の決済に加え、オフィス関連費用や経費の精算など、さまざまなビジネス上のニーズに対応するという。また、2012年度中に、会計ソフトとカード利用データを連携させる機能も付加する予定だ。
日本国内の中小企業約430万社の経営者のうちビジネスカードの普及率は全体の四分の一程度に留まっており、経費支払いには個人カードや銀行振り込み、現金が利用される傾向が高いと言われている。法人格を持たない個人事業主に対しては、一般的な法人カードは入会規準に制限を設けられていることが多く、ビジネスカードに対する認知が低いのが現状だ。シティカードジャパンでは、ビジネスカードの利便性と利点をこのセグメントに訴求することで、今後3年間で5万人の会員獲得を目指す。
ダイナースクラブ ビジネスカードは、一般的なビジネスカードでは提供されていないリボルビング払いや、キャッシングサービス、ローンを提供する。また、同カード会員の従業員に発行される追加カードのダイナースクラブポイントは一括して基本会員に加算されるという。さらに、ダイナースクラブの全サービスに加え、ダイナースクラブプレミアムカードと同様のゴルファー保険も付帯している。