2012年4月19日9:00
スターバックスのMobile決済利用が順調に推移している。プラスチックのプリペイドカードをスマートフォン上のバーチャルカードに置換えるという施策が功を奏しているようだ。
スターバックスのMobile決済は、スマートフォン上に2次元バーコードを表示し、これを読取ることによって決済を完了するしくみ。
Mobile決済を導入して15カ月が経過しようとしているが、4,200万件の取引件数を記録した。2011年12月時点の取引件数は2,600万件。わずか3カ月で1,600万件と急伸している。
GoogleはNFC利用のGoogleWalletを展開しているが、NFC環境が整わない現在ではほとんど利用されていない。それを考えれば、バーコード決済という現実路線は着実に成果をあげている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。