2012年5月1日9:00
携帯キャリアのボーダフォンは、販売するスマートフォンにVisaのNFC非接触決済アプリケーション『ペイウェイブ(payWave)』を搭載することになった。
ウォレットはボーダフォンのブランドで、Visaのペイウェイブはプリペイド決済を基本に考えている。口座管理はボーダフォンが選ぶカード発行会社の業務になる。
利用者はリアル店舗でショッピングする際、ボーダフォンが提供する4桁のパスコードを入力して使う。セキュリティ対策だ。
モバイルショッピングのときは、ボーダフォンの携帯電話番号とVisaプリペイドの16桁をリンクさせ、Visa加盟店やATMで使えるようにする。
2012年下期にドイツ、オランダ、スペイン、トルコ、英国でスタート。ボーダフォンは現在このエリアに9,800万人の顧客を保有している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。