2012年5月15日9:00
スマートフォンやタブレットの進化で、米小売業界の意識が大きく変わってきた。従来のPOSではなく、モバイルPOSの導入に積極的になったのだ。
モバイルPOSにかえることによって、購買者に対しいままで以上にパーソナルなサービスと決済の利便性が提供できるからだ。従来のキャッシュレジスターのコストを削減できることも理由のひとつだ。
モトローラソリューションズの調査によると、回答者のうちモバイルPOSに関心があると答えたのは66%になった。このなかにはすでに実証実験をはじめているところも含まれている。
導入の理由でトップは顧客サービスの改善で71%、在庫管理が51%、価格が48%、返品管理が42%だった。
すでにモバイルPOSを導入済みの企業は16%もいた。モバイルPOSだけで運営している企業は9%だった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。