2012年5月22日9:00
PayPalとソフトバンクがスマートフォンを決済端末にする事業で提携し、決済業界のホットなニュースとなった。
中国では99Billがこの市場に参入した。カードリーダはイヤフォンジャックに差込んで使う。
99Billといえばオンライン決済で有名だが、オフライン決済にも進出することになる。ソフトバンクやPayPalが考えるO2O決済を、99Billは中国でスタートする。
中国国民銀行によると、2011年末までに中国では30億枚のカードが発行されている。前年対比22%の伸びだ。だがカード加盟店数は318万件で、POSは482万台しかない。
中国でスマートフォンは2011年だけで7,210万台が販売されている。2012年には1.13億台のスマートフォン販売を予測している。
99BillのカードソリューションはPINとサインの両方に対応している。銀聯カードはPINが必須だからだ。スマートフォン上でPIN入力をさせることになる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。