2012年6月17日9:00
モバイル機器を使ったセルフチェックアウトが普及する兆しが見えてきた。ショップレジでのセルフチェックアウトではない。消費者が自分のスマートフォンなどを使い、レジを利用せずにチェックアウトするしくみだ。
米国では大手会計ソフトのインチュイットが買収したアイルバイヤーがセルフチェックアウトで先鞭をつけた。すでにAppleストアではセルフチェックアウトが利用できる。
このほどIBMがセルフチェックアウトに乗り出した。オフライン実店舗でショッピングの際、スマートフォンで商品のバーコードを読み、スマートフォンで決済してチェックアウトする。アプリケーションはAndroidとiOS上で動く。
IBMの調査によると、なんと50%がセルフチェックアウトをしたいと考えていることがわかった。ショップではなく、自宅などで事前に商品をスキャンし、商品をピックアップするか、配送してほしいと考えているひとは40%強もいた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。